現代だからこそ再発見出来る籔内佐斗司の魅力

Written by michidoo

伝統工芸といえば、地域が長年掛けて積み重ねてきた歴史であったり、籔内佐斗司などの職人が技術を磨いて高める素晴らしさがあります。

現代社会を生きる現代人は、身の回りに工業製品があるのは当たり前で、精密機器を含めると沢山溢れています。

しかし、工芸品に触れる機会は少なく、目にするといってもテレビやインターネットが殆どで、直接見たり触るチャンスは少ないといえるでしょう。

逆に、積極的に目を向け興味を持つことで、伝統工芸は見る人の期待に応えてくれる存在です。

■伝統工芸の魅力とは

魅力となるポイントはまず、既に完成された技術であること、そして何代にも受け継がれ今に残されている二点です。

発展途上の技術を楽しむ、という方法も存在しますが、工芸品はやはり完成度が高く、価値ある商品として通用することが優れています。

また、籔内佐斗司などの職人目線では更に洗練して昇華させる、こういった地道な努力を目の当たりに出来るのも、工業製品にはない魅力だと考えられます。

一方、伝統工芸は基本的に手作りですし、魂を込めて作られた物だけあって、温かみがあるのも見逃せないポイントです。

手作りでしかも、個体差の少ない高精度で仕上げられますから、工芸品は目で見るだけで楽しませてくれる、工業製品とは性質が違った職人技だといえます。

■実用性がある

魅力は決して職人が作る完成度だけではなく、日常で実用的な道具として使える面も特徴に挙げられます。

食器や傘は定番ですし、小物の容器も珍しくありませんから、ちょっとした贈り物としても使えるでしょう。

それに何より、手頃な価格で販売され手に入るので、高価で手の届きにくい品物とは異なり、身近に感じられる価格設定なのも工芸品らしい所です。

100年以上の伝統と聞くと、引き継がれてきた歴史の重みが感じられたり、近寄りがたい雰囲気を感じてしまいがちです。

所が、元々は毎日使うような日用品がルーツで、優れた完成度が求められた結果が現在の工芸品に繋がっています。

あまりにも完成された品物は、確かに近寄りがたく手に取るのも躊躇わせるでしょうが、実用的に使ってこそ本来の価値が発揮されると結論付けられます。

勿論、実用品を観賞用に転用することも可能ですし、大切に扱って保管しておくのも一興です。

それでも、使われることを前提に職人が強度に注意を払い作っている、これだけは忘れないようにすることが肝心です。

■伝統工芸品は使ってはじめて価値がある

伝統工芸の真価は、使って初めて肌で感じ取れるものですから、鑑賞するのみではまだ本当の価値に気が付けていない段階です。

鑑賞して目で楽しむのは、使ってみてからでも遅くはありませんから、少なくても一度は使用して実用面を評価することをおすすめします。

一般的な楽しみ方としては、手頃な価格の物を実用的に使ったり、数種類を用意し好みに合わせて使いわける方法です。

価格が安ければ、万が一壊れたり紛失しても、財布や心理的なダメージは小さく済むでしょう。

もう少し積極的に楽しみたいというのであれば、価格を気にせず良いと思った物を手に取り、比較して小さな違いに気が付くことです。

物を良く見る目と集中力が求められますが、真剣に向き合う姿勢があってこそ、工芸品は本来の価値を包み隠さず見せてくれるはずです。

■籔内佐斗司などの職人が目指す方向性

加えて、籔内佐斗司などの職人が目指す方向性の違いを工芸品で楽しむ、これも技術を重んじる日本の伝統工芸だから行える楽しみ方の一つです。

職人は人によって、形を重視したり理想の色を求めたりと、研鑽して辿り着こうとする方向性が異なります。

当然ながら、複数の目標を同時に追い求める職人も珍しくありませんが、大抵は大きな理想を抱き全力で挑戦しています。

理想の方向性としては、視覚に訴え掛けるデザイン面の他に、手に取ってわかる機能面を重視する職人も少なくありません。

これはまさに、実用から生まれた日本の伝統工芸ならではですから、究極的な品物は五感で物の価値に触れる結果に結び付くでしょう。

■伝統工芸は職人の生き様が溢れている

年数の数字だけを見ても、歴史の重みの一端を垣間見ることは出来ますが、職人にとっては今ここにある物が全てです。

例えばそれは、現在の職人が積み重ねてきた技術であったり、作り上げて完成した成果にもあてはまります。

素敵な実用品に興味がある人は、機能美と実用性を併せ持ち飾らない形で楽しませてくれる、工芸品を手に取り使ってみることをおすすめします。

どのような工芸品も、最後の仕上げは手作業なので、人の手に合う自然なフィーリングが得られるものです。

工業品は精度の高さが優れますが、設定された通りに作るだけの機械仕上げですから、肝心の手に持った時のしっくり感が欠けています。

人の感覚は時に、高精度なセンサーよりも研ぎ澄まされ、数値では測れない絶妙な物作りを実現します。

職人技とは、機械のように正確で機械とは違った温かみを加える、これが本当の意味で現代人が忘れてしまっている伝統です。

歴史を紐解き技術の凄さを知りたいのであれば、工芸品に触れる身近な機会に注目して、実際に使ってみることから始める点が切っ掛けとなるでしょう。

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